2017年10月8日_Bリーグ観戦記
しばらくこのブログを放置してましたが、
放置中に誕生日を迎えてしまいました。37歳。
堂々たる中年の風格。やばい。
若い時、「枕からお父さんの匂いがするー」とか
「筋肉痛なんて二日後にしか来ないよー」とか
「吹き出物出来ちゃったよーニキビじゃないよ、吹き出物だよー」とか
ヘラヘラ言ってた自分をぶん殴りたい。願わくばこの世から消去したい。
上記の事象なんて日常になってしまったこの年齢。
マジ笑えない。同じ台詞を言うにしてもため息交じりだわ、実際。
はてさて、こんな中年の誕生日なんて、
1万歩譲って、譲りすぎてサンパウロまでムーンウォークで行っちゃったとしても、
本人以外にとって目出度いはずもなく、誕生日当日は一人で過ごしていました。
どんなに心優しい人でも、せいぜい 「ふーん、おめでと。で、昨日のMステ見た?」
くらいの興味の示し方でしょう。しょうがない、それが現実。
それでも「おめでと。」の一言に感涙する自信はあるけど。
で、たぶん出かけずに家に一人でいたら、
世の中に冷たくされて一人ぼっちで泣いた夜(Ⓒブルーハーツ_終わらない歌)に
なりそうだったので、突然思い立ちBリーグを見に行くことにしました。
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一人で行きましたよ、誰にも声をかけず一人で。寂しくない。
実はですね、千葉ジェッツで僕の友人が働いていて、
一回見に行きたかったんですよ。寂しくない。
それがたまたま誕生日に重なっただけで。寂しくない。
もし万が一、「何も誕生日に1.5時間かけて一人で見に行くことないじゃん」という
意見を言う人は、じゃあ何をすべきだったのか、と対案を要求したい。
こんな本人以外が目出度くもない日にね、みんな三連休をエンジョイしてるところに
「僕37歳になったよ!祝ってよ!!」とでも連絡して回れとでも言うのか、と。
問い詰めたい。一両日に渡って涙を流しながら問い詰めたい。
で、船橋アリーナ。
ほら!楽しそう!!
すごいよね!盛り上がってるよね!
千葉ジェッツには富樫勇樹選手という、日本で今一番人気のある選手の一人がいて、
試合前に小学生くらいの集団が「富樫選手、がんばれー!」と声を合わせて
声援を送っていました。
一人くらい「誕生日おめでとー!」と言ってる子どもがいないか探したのですが、
結局見つかりませんでした。耳が遠くなったからかな。
試合前にはコートにプロジェクションマッピングで選手の映像が映し出され、
それはそれは派手な演出でした。
派手な演出に目を奪われて、ぼーっと見ていたら
突然室内なのに花火が「バンっ!!!」と鳴りました。
意表を突かれすぎて、一人なのに「うおおおぉっ」と
声を出してびっくりする37歳0日のおじさん。はい、気持ち悪い。事案確定。
試合はというと、千葉ジェッツは結局負けてしまったのですが、
手に汗握る面白い試合でした。
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バスケはBリーグも始まって2年目で、
これからまた盛り上がっていくんじゃないかな、と思います。
バスケット観戦は野球、サッカーなどの屋外競技と比べて、
選手たちとの距離も近く、より迫力を感じられます。
室内だから暑くもないし、寒くもないし、快適に観戦出来ますし
家族と、友達と、恋人と、もちろん一人でも、きっと楽しめます。
一人 誕生日の寂しさも忘れさせてくれる、Bリーグ観戦。
おすすめです。